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日米の注目経済指標:米GDPは速報値から下振れ予想、日本インフレ率は鈍化へ
*18:04JST 日米の注目経済指標:米GDPは速報値から下振れ予想、日本インフレ率は鈍化へ
11月24日-28日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■25日(火)午後10時30分発表
○(米)7-9月期国内総生産改定値-予想は前期比年率+3.3%
速報値は前期比年率+3.5%で予想を上回った。政府支出の増大と輸出増と輸入減が要因。在庫の積み上げペースが緩んだことはマイナスの寄与となった。改定値では消費と設備投資の寄与度が若干低下する可能性があり、速報値+3.5%から下方修正される可能性がある。
■25日(火)日本時間26日午前0時発表
○(米)11月消費者信頼感指数-予想は95.8
参考となる10月実績は94.5で市場予想の87.0を大きく上回った。先行指標となる11月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は89.4で7年4カ月ぶりの高水準だった。失業率の低下やガソリン価格の下落が要因。11月については失業率の低下などを考慮して10月実績を上回る可能性がある。
■26日(水)午後10時30分発表
○(米)10月耐久財受注-予想は前月比-0.6%
参考となる9月実績は前月比-1.1%。市場予想の+0.6%を大きく下回った。民間航空機・関連部品、通信機器の大幅な減少が要因。10月については反動増の可能性はあるが、航空機関連の受注次第となるため、減少するとの見方が多い。
■28日(金)午前8時30分発表
○(日)10月全国消費者物価指数-予想は総合指数が前年比+3.0%、コア指数が同比+2.9%
参考となる9月実績は総合指数が前年比+3.2%、生鮮食品を除くコア指数は前年比+3.0%だった。物価上昇率は鈍化している。10月については、原油価格の下落でコア指数の上昇率は鈍化する見込み。総合指数の上昇率は9月実績と同水準か若干下回る可能性がある。《TN》
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