NY金:反発で1197.10ドル、ロシア外準で買い増し、ドル安傾向で買い優勢に

2014年11月19日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY金:反発で1197.10ドル、ロシア外準で買い増し、ドル安傾向で買い優勢に

NY金は反発(COMEX金12月限終値:1197.10 ↑13.60)。1199.60ドルまで上昇後、いったん1191.30ドルまで下落し、それ以降は1195ドル前後での推移となった。ロシアが外貨準備で金を買い増ししたことが明らかになり(ロシア中銀総裁の議会証言)、急速に金の買いが強まった流れのなかで高値をつけたとみられる。

この日発表されたドイツの11月ZEW景気期待指数が大きく上昇し、ユーロ高・ドル安傾向だったことも買いにつながった。ただ、その後発表の米国の10月生産者物価指数が前年比上昇に転じ、ドル買いが優勢になった際に、金の売りが一時強まったもよう。《KO》

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