浜田内閣官房参与の成長戦略評価:Eの証明

2014年11月17日 13:01

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記事提供元:フィスコ


*13:02JST 浜田内閣官房参与の成長戦略評価:Eの証明
日本の7-9月期国内総生産(GDP)の速報値は、前期比-0.4%、前期比年率-1.6%となり、4-6月期の前期比-1.9%、前期比年率-7.3%に続き、2四半期連続してマイナス成長となり、日本経済はリセッション(景気後退)に陥ったことになる。


浜田内閣官房参与(エール大学名誉教授)は、アベノミクスの「三本の矢」を大学の通知表にならって採点すると、「第一の矢の金融緩和はAプラス、第2の矢の財政政策はB、成長戦略の第三の矢はE、「A・B・E・nomics」と採点している。

第3の矢である成長戦略第1弾は、先端が吸盤のおもちゃの矢だと揶揄されたが、第2弾も、同様のおもちゃの矢だったことで、採点は「E」となり、2四半期連続のマイナス成長に繋がっている。


消費増税の景気条項では、名目経済成長率3%程度、実質経済成長率2%程度が、消費増税先延ばしの条件だったことで、2015年10月の10%への消費増税は先送りされることになる。《MY》

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