「消費増税1年半遅らせる方針固めた」あり得ないと菅長官

2014年11月13日 11:41

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記事提供元:エコノミックニュース

 菅義偉官房長官は12日の記者会見で、一部に消費税増税時期(来年10月に10%にする計画)を1年半遅らせる方針を固めたとの報道があるがと記者団から聞かれ「それはあり得ない」とした。

 菅官房長官は「前にも言ったように、GDPの1次、2次指標を見定めたいということ」とした。

 また、同日夕の会見で、「消費税の引き上げ判断については、11月、12月の景気指標(速報値)を見極めて、年内に(総理が)判断すると、ずっと言い続けている」と強調した。

 また、今国会での成立が難しくなった労働者派遣法改正案について「派遣労働者の雇用の安定、保護を目的にしているので、国会で引き続き審議し、成立できるように議論頂きたい」とした。(編集担当:森高龍二)

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