米国10月労働市場情勢指数(LMCI)の信頼感

2014年11月11日 12:48

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記事提供元:フィスコ


*12:49JST 米国10月労働市場情勢指数(LMCI)の信頼感
米国連邦準備理事会(FRB)は、先月から、19の雇用関連指標から構成される「労働市場情勢指数(LMCI)」の発表を開始し、10月は4、9月も4だった。


米国のリセッション(景気後退)の時期の平均労働市場情勢指数は、-20、景気回復時の平均は、+4であることで、9月と10月は、過去の景気回復期の水準に到達していることになる。


また、イエレンFRB議長は、9つの雇用関連指標を「イエレン・ダッシュボード」で注視しており、リセッション(景気後退)前の2007年12月の水準を回復するまでは、利上げには踏み切らない、と表明している。

直近の数字は、3つが回復しているものの、6つが依然として回復していないことで、利上げ時期は、2015年の第2・四半期から第3・四半期付近と予想されている。

しかしながら、2007年12月の米労働市場情勢指数は、-4であり、リセッション(景気後退)前のプラスの数字は、2007年3月の+4となっている。《MY》

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