上海・香港の「相互乗り入れ」解禁は17日

2014年11月10日 12:36

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記事提供元:フィスコ


*12:36JST 上海・香港の「相互乗り入れ」解禁は17日
上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)が17日に開始されることが決定した。中国証券監督管理委員会と香港証券先物委員会が10日にそれぞれ発表している。
上海と香港の「相互乗り入れ」について、香港の梁振英・行政長官は9日、中国の習近平・国家主席との会談後、「関連部門が近く、解禁スケジュールを正式発表する」と予告していた。
相互乗り入れに言及し、中国本土と世界を結びつける香港の好例になると指摘。地域経済の中心的役割としての香港をうまく利用するだけでなく、さらなる開放をもたらし、本土と香港の両地の株式市場をより活性化させると期待した。習・国家主席に対しては、早期の解禁を要請。中央政府も相互乗り入れを重要視していることを明らかにした。
行政長官はまた、相互乗り入れ解禁の遅れと一部道路封鎖活動との関係について明言を避けたものの、「一地方の金融業の発展は、問題が出ていない社会秩序を必ず守り、当地の法治概念の尊重を守る必要がある」と述べていた。《ZN》

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