(中国)スマホ大手の小米、来年にも香港上場

2014年11月7日 08:24

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記事提供元:フィスコ


*08:26JST (中国)スマホ大手の小米、来年にも香港上場
新興携帯端末メーカーの北京小米科技(Xiaomi)が、早ければ2015年にも新規株式公開(IPO)を行う見通しだ。香港が上場先の有力候補とされるが、まだ確定していない。上場時の時価総額は、500億米ドル(約5兆7200億円)に膨らむと想定されているという。サウスチャイナ・モーニング・ポストが6日、消息筋情報として伝えた。

小米の雷軍・最高経営責任者(CEO)はこれより先、「5年間は上場を考えない」と述べていた。ただ、上述の消息筋によると、市場でハイテク企業の成長期待が高まっているタイミングを選び、早期の上場も考えているという。

ファブレス企業の小米は、2010年設立の新興企業で、地元で“中国のアップル”とも称される。低価格とハイスペックを両立させたデザイン性の高いスマートフォンで、若者を中心に人気を集めているメーカーだ。米市場調査会社のアイサプリ(iSuppli)によると、今年7~9月期の中国出荷台数は1840万台。韓国サムスン電子を追い抜き、シェアトップに浮上した。《ZN》

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