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ファストフード利用する若手社員、半数が「新卒時より太った」データではっきり
若い世代では、「朝食抜き」や無理なダイエットなど、不規則な食生活をしている人が目立つ。不動産情報サイトを手がける株式会社オウチーノが、若手会社員の男女を対象に「食生活に関するアンケート調査」を行ったところ、朝晩の食事は「自炊」と答えた人が全体の6割を占めたものの、朝食または夕食、もしくはそのどちらも「外食」で済ませている人は、約半数が「新卒時と比べて太った」と回答した。外食がちな人は要注意だ。
調査は今年9 月、20~35 歳の就労している未婚男女554人を対象に、ウェブアンケートで実施。日々の食事について尋ねたところ、朝食では58.4%、夕食では58.7%と、約6割が「自炊派」だった。昼は、手作り弁当などの「自炊・手料理」が30.2%、出来合いの惣菜などの「中食」が27.4%、「外食」が31.2%と、ほとんど同じ割合だった。女性の方が自炊、もしくは手料理を食べている割合が高い傾向にある(「夜は自炊派」が62.4%)が、男性でも、夜に自炊をしている人は55.1%と過半数いた。
独身若手ビジネスパーソンたちは、ファストフードもそれほど利用していない。ファストフードは「利用しない」が 24.7%と最も多く、次いで「月に1回」(14.6%)と「それ以下」(13.7%)を合わせて、半数の若手社員が、月に1回以下しかファストフード店を訪れていないとの結果だった。男性では「利用しない」が28.6%(女性では21.0%)と、全く利用しない割合が高い。一方、「週1~2回」利用する人は、男性で26.3%(女性では14.1%)となっており、男性は、ファストフードを利用する人としない人に二極化している。
さらに、新卒時と比べて「太った」若手ビジネスパーソンは27%で、「変化なし」が62.7%、「痩せた」は10.3%だった。朝食または夕食、もしくはそのどちらも「外食」で済ませている人の約半数は、新卒時と比べて「太った」と回答している。ファストフードの利用頻度でみると、太った割合が高いのは「週1 回以上」利用する人(35.2%)で、「週1回未満」では29.9%、「利用しない」では11.5%にすぎなかった。外食でファストフードを利用する人ほど、新卒時と比べて体重が増えてしまった人が多いようだ。(編集担当:北条かや)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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