NY金:反落で1229.30ドル、米FOMCに向けた警戒感から売り優勢

2014年10月28日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY金:反落で1229.30ドル、米FOMCに向けた警戒感から売り優勢

NY金は反落(COMEX金12月限終値:1229.30 ↓2.50)。1231.60ドルから1227.10ドルまで下落した。28-29日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和第3弾(QE3)の終了が見込まれ、さらに、フォワードガイダンスの文言「相当の期間」が削除される可能性への警戒感もあることから、売りが優勢になった。

また、米金融大手のゴールドマン・サックスが26日に発表したレポートで、来年の原油相場見通しを下方修正したことから、NY原油先物が一時79ドル台まで下落。その動きも金相場に対する下押し圧力になった。一方、中国筋の買い需要や、エボラ出血熱感染の拡大を懸念した安全志向の買いなどが、下支えとなったもよう。《KO》

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