JFEエンジニアリング、インドで貨物鉄道用2橋梁の建設工事を受注

2014年10月27日 20:36

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JFEエンジニアリングは、インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社から、デリー~ムンバイ間の貨物専用鉄道の橋梁建設工事を受注した。写真は同鉄道の所在地を示す図と、橋梁の完成予想図(JFEエンジニアリングの発表資料より)

JFEエンジニアリングは、インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社から、デリー~ムンバイ間の貨物専用鉄道の橋梁建設工事を受注した。写真は同鉄道の所在地を示す図と、橋梁の完成予想図(JFEエンジニアリングの発表資料より)[写真拡大]

 JFEエンジニアリングは27日、インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社から、デリー~ムンバイ間の貨物専用鉄道の橋梁建設工事を受注したと発表した。

 本工事は、日本とインド両政府共同の「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想」での合意に基づき、日本政府からの政府開発援助(ODA)資金により実施される、首都デリーから商業都市ムンバイを結ぶ1,500kmの貨物鉄道の敷設工事の一環として行われる。

 同社は、インドの大手建設会社「ガモン社」との共同企業体を構成し、路線の建設計画のうち「フェーズ1」にあたるレワリ~ヴァドダラ間の約950kmの途中に設けられる2橋梁の設計と建設を行うという。

 建設にあたっては、同社が鋼桁を建設し、ガモン社が基礎や橋脚などのコンクリート工、橋梁へのアプローチ部の盛土工を行うという。建設は11月中旬から開始し、完成は2018年秋の予定。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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