NY金:続落で1229.10ドル、景気減速懸念の後退による欧米株高で売り優勢

2014年10月24日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:続落で1229.10ドル、景気減速懸念の後退による欧米株高で売り優勢

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1229.10 ↓16.40)。1236.20ドルから一時1226.30ドルまで下落した。この日発表されたユーロ圏や米国の経済指標が軒並み改善したことを受けて、世界景気の減速懸念が後退し、欧米株高となる状況に、安全資産としての金の買い需要が弱まり、売りが優勢になった。

23日発表のユーロ圏の10月総合、製造業、サービス業の各PMI速報値は、予想外に上振れで改善。また、米国の新規失業保険申請件数では、4週平均が14年ぶりの低水準を記録。さらに、8月FHFA(連邦住宅金融局)住宅価格指数や9月景気先行指数が上振れとなった。《KO》

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