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ドラギ欧州中銀総裁 VS バイトマン独連銀総裁
記事提供元:フィスコ
*13:59JST ドラギ欧州中銀総裁 VS バイトマン独連銀総裁
ドラギ欧州中銀総裁は、ユーロ圏の景況感を回復させ、ディスインフレ懸念を払拭するために、米国連邦準備理事会(FRB)、英国中央銀行、日本銀行のような量的緩和に踏み切りたいのだが、バイトマン独連銀総裁とリスボン条約という難題がたちはだかっている。
「リスボン条約」は、欧州中央銀行(ECB)による加盟国国債の購入は、財政ファイナンスとなることで禁止している。
バイトマン独連銀総裁とショイブレ独財務相は、欧州中央銀行(ECB)による国債購入を通じた量的緩和には反対し続けている。
欧州中央銀行(ECB)は、量的緩和への幕間繋ぎとして、資産担保証券(ABS)、カバード・ボンドの購入を行っているが、昨日は、社債の購入を検討中、と報じられた。
ドイツ経済は、リセッションに陥る可能性が高まっており、ユーロ圏もリセッション、デフレ懸念が高まっている。
デフレという陥穽に落ち込んだ場合、脱却が容易ではないことは、日本の失われた15年が証明しているのだが。《MY》
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