中国、2030年に世界最大の航空市場へ=IATA

2014年10月22日 08:25

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記事提供元:フィスコ


*08:25JST 中国、2030年に世界最大の航空市場へ=IATA
国際航空運輸協会(IATA)はこのほど、2030年までに中国が世界最大の航空市場に成長するとの見通しを示した。航空旅客数は今後20年内に、現在の8560万人から13億人へ膨らむとみている。年平均成長率は5.5%を確保し、世界全体と米国の平均(それぞれ1.4%、2.3%)を上回る見込みという。経済日報が20日伝えた。

IATAのトニー・タイラー事務総長は、世界の航空市場の先行きを楽観している。年間の航空旅客数は今後20年で倍増するとの見方だ。なかでも中国を含むアジア市場が最も速いペースで成長すると予測した。

また、20年後には航空業界の生産額が6000億米ドル(約64兆円)を超過し、10億5000万人の雇用を抱える巨大産業に成長すると期待した。14年に関しては、生産額2400億米ドル、雇用者数5800万人を見込む。《ZN》

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