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NY原油:反発で82.70ドル、ガソリン在庫の大幅減をきっかけに買い先行
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY原油:反発で82.70ドル、ガソリン在庫の大幅減をきっかけに買い先行
NY原油は反発(NYMEX原油11月限終値:82.70 ↑0.92)。時間外取引(NY朝方)で一時79.78ドルまで下落していたが、NY通常取引では80.25ドルから84.83ドルまで上昇した。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)では、国内全体の原油在庫が予想を大きく超える増加であった。しかし、ガソリン在庫が予想以上の減少だったことが注目され、ガソリン相場が買われる動きに、原油も連れるかたちになったとのこと。
その後、NY午後1時前ころからオプション満期に絡んだといわれる原油の買いが目立ち始めたとされ、ストップ・ロスの買いも巻き込んで急速に上げる展開になったもよう。買いが落ち着いた後は、83ドル前後での推移が続いた。
【米週次原油在庫統計(10/10時点)】
原油在庫 :+892.3万バレル(予想+245万バレル、前回+501.5万バレル)
ガソリン在庫:-399.5万バレル(予想-170万バレル、前回+118万バレル)
留出油在庫 :-151.8万バレル(予想-180万バレル、前回+43.9万バレル)
製油所稼働率:88.1%(予想88.55%、前回89.3%)《KO》
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