NY金:反落で1221.70ドル、ドルの反発傾向を受けて売り戻し優勢に

2014年10月11日 07:01

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:反落で1221.70ドル、ドルの反発傾向を受けて売り戻し優勢に

NY金は反落(COMEX金12月限終値:1221.70 ↓3.60)。1225.30ドルから1219.20ドルまで下落した。先の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(利上げを急がない姿勢、ドル高懸念)を好感した金の買いは一服。ドルが全般的に反発気味になる状況に、売り戻しが優勢になったもよう。

この日発表された米国の9月輸入物価指数が予想ほど下落せず、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁は「最近の低いインフレは過剰に懸念しない」などと述べ、ドル買いにつながった。一方、ユーロ圏経済への懸念からユーロ売り、英輸出額の減少を材料にポンドが売られ、雇用悪化による豪ドルの売りも続いた。《KO》

関連記事