NY原油:続落で87.31ドル、米在庫の大幅増加で売りが強まる

2014年10月9日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY原油:続落で87.31ドル、米在庫の大幅増加で売りが強まる

NY原油は続落(NYMEX原油11月限終値:87.31 ↓1.54)。87.94ドルから86.83ドルまで下落した。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の在庫が予想を大きく上回る増加となったことで、売りが強まった。ガソリン在庫が減少予想に反して増加だったことも、売りにつながった。

ただ、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が大幅な減少に転じていたことから、その後買いも優勢になり、いったん87.90ドル付近への反発もみられた。米連邦公開市場委員会(FOMC、9月16-17日開催分)の議事録公表後は、ドル安傾向のなかで87.21ドルから87.75ドルで推移した。

【米週次原油在庫統計(10/3時点)】

原油在庫  :+501.5万バレル(予想+200万バレル、前回-136.3万バレル)
ガソリン在庫:+118万バレル(予想-50万バレル、前回-183.6万バレル)
留出油在庫 :+43.9万バレル(予想-125万バレル、前回-289.4万バレル)
製油所稼働率:89.3%(予想89%、前回89.8%)《KO》

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