NY原油:続落で90.73ドル、株安に連れて売り優勢に

2014年10月2日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY原油:続落で90.73ドル、株安に連れて売り優勢に

NY原油は続落(NYMEX原油11月限終値:90.73 ↓0.43)。92.96ドルまで上昇した後、90.47ドルまで下落した。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の在庫が増加予想に反して減少したこと、ガソリン在庫も予想以上に減少したことで、買いが一時強まった。

しかし、その後は、1日発表の米国の9月ISM製造業景況指数が下振れとなり、8月建設支出も予想外のマイナスとなったことを受けて、株安が大きく進む状況に(NYダウ一時257ドル安)、原油の売りも優勢になったとみられる。

【米週次原油在庫統計(9/26時点)】

原油在庫  :-136.3万バレル(予想+150万バレル、前回-427.3万バレル)
ガソリン在庫:-183.6万バレル(予想-60万バレル、前回-41.4万バレル)
留出油在庫 :-289.4万バレル(予想0万バレル、前回+82.3万バレル)
製油所稼働率:89.8%(予想92.85%、前回93.4%)《KO》

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