チャットワーク、フリープランのストレージ容量を5GBに 大容量ファイルの転送ニーズに対応

2014年10月1日 12:28

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ChatWorkは、コミュニケーションサービス「ChatWork」で利用できるストレージ容量を大幅に増量する。写真は、ファイルアップロード時の操作画面。

ChatWorkは、コミュニケーションサービス「ChatWork」で利用できるストレージ容量を大幅に増量する。写真は、ファイルアップロード時の操作画面。[写真拡大]

 ChatWork(大阪府吹田市)は1日、コミュニケーションサービス「ChatWork(チャットワーク)」で利用できるストレージ容量を大幅に増量して提供開始すると発表した。無料で利用できる「フリープラン」では、従来の50MBから5GBに100倍増量する。

 チャットワークは、ビジネスのコミュニケーションに特化したチャットツールとして開発されたサービス。今回の改定では、ビジネスで使用する大容量ファイルのやりとりが円滑にできるようにストレージ容量を増量した。容量の範囲内でファイルをアップロードし、特定の相手とファイルを共有することができる。

 フリープラン以外でも容量を増量しており、「パーソナルプラン」(月額400円)は従来の2GBから10GB、「ビジネスプラン」(月額2,000円、いずれも税別)は従来の20GBから100GBにそれぞれ増量した。

 このほか、フリープランではこれまでコンタクト数に上限が設けられていたがこれを廃止し、コンタクトを無制限に追加できるようになった。

 同社によると、ビジネス場面での安全なファイルのやりとりのニーズは年々高まっており、チャットワークを利用したファイルのやりとりも増加している。今回のストレージ容量増強によってユーザ獲得のスピードを加速させることを狙うという。

 チャットワークは、9月時点の導入企業数が世界で約5万1,000社。

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