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bashのShellshock脆弱性を利用するボットネットが出現
先日発見されたbashの脆弱性「Shellshock」を利用するボットネットが出現したそうだ(iTnewsの記事、本家/.)。
イタリアのセキュリティ企業Tiger SecurityのCEO、Emanuele Gentili氏によれば、このボットネットはLinuxサーバー上で動作する「wopbot」というもの。wopbotはインターネット上をスキャンしてShellshock脆弱性のあるシステムを探し出し、感染を広げていく。Gentili氏が入手したマルウェアのサンプルをサンドボックス内で解析したところ、米国防総省のIPアドレス範囲に対する大量のスキャンが行われることが判明したという。また、Akamaiのホストするサーバーに対するDDoS攻撃も行われていたとのこと。その後、Tiger Securityでは英国と米国のISPに連絡し、wopbotのC&Cサーバーとマルウェアをホストするサーバーをネットワークから切り離すことに成功している。
現在のところwopbotの感染台数は不明だが、Shellshock脆弱性による影響はOpenSSLのHeartbleed脆弱性以上のものになる可能性もあるとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | セキュリティ | ボットネット | UNIX | IT
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