NY金:反落で1215.40ドル、米GDPの上方修正を受けて売りが強まる

2014年9月27日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:反落で1215.40ドル、米GDPの上方修正を受けて売りが強まる

NY金は反落(COMEX金12月限終値:1215.40 ↓6.50)。1221.30ドルから1212.80ドルまで下落した。この日発表された米国の4-6月期GDP確定値が予想に沿って上方修正され、9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値も速報値の大幅改善が確認されたことで、早期利上げ観測が強まり、ドル高傾向となり、金の売りにつながった。

米・4-6月期GDP確定値(前期比年率)については、改定値の+4.2%から+4.6%に修正された。設備投資や住宅投資などが大幅な上方修正となった。一方、そうしたなかで、インフレ指標のデフレーターや価格指数は、改定値と同じ水準にとどまった。《KO》

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