パナソニック、55 / 65 / 85インチの4KテレビVIERA「AX900シリーズ」4機種を発表

　パナソニックは25日、55 / 65 / 85インチの4K解像度に対応した液晶テレビVIERA（ビエラ）の「AX900シリーズ」全4機種を10月17日に発売すると発表した。価格はいずれもオープン。なお、85インチの「TH-85AX900」は受注生産。

　55インチの「TH-55AX900」と65インチの「TH-65AX900」は、パネルだけが自立しているように見えるスラントデザインを採用。また、パネルの角度を3度傾斜させ、画面の見やすさと安定性を両立したという。このほか、画面下にはブルーのイルミネーションを装備した。

　本シリーズは新開発LSIを搭載した「4KファインリマスターエンジンPRO」を採用。また、繊細な色を再現する「ヘキサクロマドライブ」、明るさの変化によらず、原画に忠実な色再現を実現する「6軸色座標補正」、圧縮された映像信号をオリジナルに近い色域に再現する「カラーリマスター」を採用し、色彩豊かな映像を実現したという。さらに、色域の広い4K映像信号規格（ITU-R BT.2020）に対応した。このほか、引き締まった黒と暗部の緻密なグラデーションを実現する「暗部階調制御技術」などの技術を搭載した。

　見る人の好みに合わせたおすすめの番組やYouTube動画などを一覧表示する「マイチャンネル機能」を発展させ、業界で初めてテレビに向かって話しかけるだけで操作が可能にした「ダイレクト音声操作」を搭載した。

　同社では、本シリーズに加え、40 / 48 / 55インチの4KテレビVIERA「AX700シリーズ」も併せて10月17日から発売する。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）