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総理は消費税引上げの環境づくりを 海江田代表
記事提供元:エコノミックニュース
民主党の海江田万里代表は24日、記者会見で「アベノミクスの曲がり角に来ている」と指摘した。海江田代表は、この点を臨時国会で明らかにしていく考えを示した。
海江田代表は「フィナンシャルタイムズが(アベノミクスでは)『第1の矢しかなかった』と指摘したように、急激な円安によって物価が上がっても、働く人たちの賃金が追いついておらず、実質賃金は13カ月マイナスだ」と問題提起。
あわせて「7月―9月のGDPのマイナスはアベノミクスの間違いが出ているのではないか」とし「そういうことを国会論戦ではっきりさせていきたい」と述べた。
そのうえで、海江田代表は消費税については「安倍総理は予定通り上げられるような環境作りをしてほしい」とした。海江田代表は環境作りのために経済を好転させること、あわせて、「当時の野田総理と安倍総裁の約束を守れということ」と語り、議員定数削減と消費税の使い道を社会保障の安定と充実に当てることの実行を改めて提起した。
海江田代表は「安倍総理は4月の消費増税後は経済を持続的に回復させることより集団的自衛権のほうに頭が行ってしまったようだが、持続的な景気回復をしないといけない」と持続する経済回復軌道をつくるよう安倍総理に求めた。(編集担当:森高龍二)
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