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「ねじれた電波」を使って32Gbpsを実現する技術
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 電波を「ねじる」ことで、32Gbpsでのデータ通信を可能にする技術を開発したそうだ。実験では、2.5メートル以上の距離でこの速度での通信に成功したという。これはLTEよりも30倍高速という(IBTimes、リリース、Slashdot、Nature Communications掲載の論文概要)。
この技術では、異なる内容を伝送する複数の「無線ビーム」をらせん状にねじることで、データを並列で送信できるのだという。研究チームでは、2年前に光を螺旋状にねじることで毎秒2.56テラビットの転送速度を実現しているそうだ。しかし、電波は光と異なり大気乱流の影響を受けにくく、またより強力なビームを広い範囲で送信できるとしている。この技術は次世代携帯電話網で基地局を結ぶシステムなどに有効だとしている。
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