NY金:続落で1216.60ドル、米早期利上げ観測・ドル高傾向で売りが継続

2014年9月20日 08:56

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記事提供元:フィスコ


*08:57JST NY金:続落で1216.60ドル、米早期利上げ観測・ドル高傾向で売りが継続

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1216.60 ↓10.30)。1226.30ドルから一時1214.60ドルまで下落した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始時期が早まるとの観測、ドル高傾向が、引き続き売り圧力となった。また、スコットランド住民投票に絡む波乱回避を好感した欧州株高も、売りにつながった。

米国の株価指数においては、FRBの実質ゼロ金利政策が当面続くとの見方から、買われる傾向になっており、この日も当初は金の売り材料になった。しかし、NYダウが上昇幅を縮め、ナスダックが下落に転じる状況となり、その後、金は1217ドル付近で下げ渋ることとなった。《KO》

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