NY原油:反落で92.27ドル、米在庫増への思惑から売りが盛り返す

2014年9月13日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反落で92.27ドル、米在庫増への思惑から売りが盛り返す

NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:92.27 ↓0.56)。93.45ドルまで上昇した後、92.15ドルまで下落した。この日発表された米国の8月小売売上高や9月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値の改善、また、米政府による対ロシア追加制裁発表(金融、エネルギー、防衛セクター対象)にも、上げ渋っていたが、次第に買い戻しとみられる動きが強まった。

しかしながら、米国内では、石油精製施設の定期補修が行われる期間にあり、今後数週間は原油在庫が増加するとの見方がみられ、その後売りが盛り返す展開になった。米国株価指数が下げ幅を拡大していたことも相場の重石になった。《KO》

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