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新家工業、グリー、フジテックなど/本日の注目個別銘柄
<3632> グリー 855 +71買い優勢。子会社であるポケラボがリリースした「クロスサマナー」が人気となっており、見直しのきっかけにつながっているようだ。9月9日にリリース、アップルの無料アプリランキングでトップとなり、セールスランキングでも上位に浮上してきている。なお、本日はミクシィ<2121>が反発に転じていることも、ゲーム関連には支援材料となっている。
<6703> OKI 254 +17買い優勢。上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の30億円から60億円、前年同期比2.1倍の水準にまで上方修正。プリンタ事業の収益改善、中国を中心としたATM事業の好調などが背景に。修正幅の大きさがサプライズにつながる格好。通期予想は据え置きだが、上半期決算発表時に増額修正される可能性が高いとの見方も。
<7913> 図書印刷 528 -46下げ目立つ。リクルート<6098>の含み益期待を材料に水準訂正を果たしてきた銘柄であるが、前日にリクルートの上場承認が発表されており、短期的な出尽くし感につながる状況とみられる。同社は930万株、1.63%の株式を保有している。テンプHDなど人材関連銘柄の一角にも利食い売りが先行する格好に。
<7735> 大日本スクリーン製造 565 +9反発。主力の液晶パネル製造装置事業が、今期は4期ぶりの部門黒字になりそうだとの観測報道が伝わっている。中国で工場新設が相次ぎ、受注の好調につながっているようだ。これまでの業績低迷の主因になっていたため、今後の業績回復に対する期待感などがあらためて高まる状況にも。足元では、半導体洗浄装置の競争激化懸念などが株価調整要因となっていた。
<7003> 三井造船 239 +11しっかり。大和では投資判断を新規に「2」、目標株価を300円としている。注目ポイントとして各事業部門での受注拡大を挙げている。造船部門では三井海洋開発<6269>におけるFPSO受注や同社の造船事業回復、エンジニアリング部門では石化関連プラントやバイオマス発電プロジェクトを着実に受注していると評価。今期以降、営業利益は2ケタの成長が続くと予想している。
<7599> ガリバーインターナショナル 882 +19買い先行。前日に8月の月次動向を発表しており、好感材料視されていると見られる。8月の直営店車両販売台数は前年同月比6.9%増、うち、小売台数は同46.9%増になっている。前月は6.8%減、0.5%減、6月は19.5%減、2.9%減、5月は21.9%減、18.5%減と推移してきたことから、急速なモメンタムの好転を評価する流れとなっているようだ。
<7305> 新家工業 215 +50ストップ高。一部証券紙が注目銘柄に取り上げている。足元では取り上げた銘柄のパフォーマンスが好調となっており、短期資金の関心は高まりやすくなっているもよう。円安の恩恵が大きいと見られる中、PBRは0.5倍で割安感が強いとの見方。また、今期は大幅増益計画だが、業績予想は保守的な傾向が強いといった指摘も。
<6406> フジテック 1276 +41強い動き目立つ。特に目立った材料は観測されていないものの、明日には四季報の発売も控えていることで、改めて足元の好業績にスポットが当たっているとの見方も。第1四半期営業利益は27億円で前年同期比2.3倍、上半期予想は45億円で同10.9%減益の見通しであり、上方修正余地は大きいとの見方になっている。
<8515> アイフル 470 +22反発。本日、安倍首相と黒田日銀総裁の会談が約5ヵ月ぶりに行われるもよう。追加の金融緩和措置について話し合われるとの思惑から、金融緩和メリット銘柄として関心が高まる状況となっているようだ。低位の建設株などが全般的に利食い売り優勢となるなか、短期資金の循環物色の流れが主に向かっていると見られる。
<4924> シーラボ 3670 -165売り優勢。前日に7月期の決算を発表している。営業利益は75.1億円で前期比1.0%減益、従来予想の84億円を下回る着地となった。今期は85億円で同13.2%増益見通しだが、ほぼ従来の前期予想水準にとどまっている。第3四半期までは2ケタ増益であったため、足元の収益失速をマイナス視する動きが優勢に。マーケティング費用の積み増しが前期の下振れ決算につながったとみられているようだ。《FA》
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