ク・ヘソン監督の映画『Daughter』、釜山国際映画祭へ公式招待

2014年9月7日 00:06

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記事提供元:韓流STARS

女優ク・ヘソンの監督としての3作目となる映画『Daughter』が、第19回釜山(プサン)国際映画祭に公式招待された。写真=YGエンターテインメント

女優ク・ヘソンの監督としての3作目となる映画『Daughter』が、第19回釜山(プサン)国際映画祭に公式招待された。写真=YGエンターテインメント[写真拡大]

 女優ク・ヘソンの監督としての3作目となる映画『Daughter(製作:ク・ヘソンフィルム、イエスプロダクション)』が、第19回釜山(プサン)国際映画祭(BIFF:Busan International Film Festival)に公式招待された。

 10月2日から11日まで韓国映画の発祥地である釜山と海雲台(ヘウンデ)一帯で開催される最大の映画イベントBIFFは、ガラ・プレゼンテーション、アジア映画の窓、ニューカレンツ、韓国映画の今日-パノラマ、ワールドシネマ、ワイドアングル、オープンシネマ、特別企画プログラムなど全11部門の行事を開催。ク・ヘソン監督の映画『Daughter』は韓国映画の今日-パノラマセクションに招待された。

 ク・ヘソン監督の新作『Daughter』は『妖術』(2010)と『桃の木』(2012)に続く3作目の長編。中学生の(ク・ヘソン)と強圧的な体罰と統制で娘を縛ろうとするママ(シム・ヘジン)との確執を描く心理劇で、社会的なメッセージが込められた映画だ。

 特にク・ヘソンは本作が初の映画出演となり映画ファンの期待を集めている。ク・ヘソンはこれまで独創的なストーリーと美しい色彩感が際立つ優れた映像美で彼女ならではの作品世界を構築してきただけに、『Daughter』への映画ファンたちの関心は高い。

 演出と主演を兼ねたク・ヘソンは「娘を分身のように思う母親は愛という理由で子供を虐待し独立した人間としての娘を否定する。この心理劇を通じてねじ曲がった母性愛を悲観し、気の毒な母親たちの自画像を哀れみの視線で理解しようと思う」と企画意図を語った。また「アジア最高の映画祭に招待されて光栄」と感想を述べ、「映画祭が終わったあと『Daughter』は一般公開されるのでぜひ関心を持ってほしい」と近々始まる『Daughter』の公開を予告した。

 『Daughter』が公式招待された同部門には『ドヒ』(監督:チョン・ジュリ)、『最後まで行く』(監督:キム・ソンフン)、『生きる』(監督:パク・ジョンボム)、『慶州(キョンジュ)』(監督:チャン・リュル)、『海霧』(監督:シム・ソンボ)、『鳴梁(ミョンリャン)-渦巻く海』(監督:キム・ハンミン)、『群島:騒動の時代』(監督:ユン・ジョンビン)等が公式招待されている。(翻訳:中島礼子)

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