NY原油:反落で92.88ドル、需要後退懸念やドル高で売り先行

2014年9月3日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY原油:反落で92.88ドル、需要後退懸念やドル高で売り先行

NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:92.88 ↓3.08)。94.96ドルを高値に、一時92.68ドルまで下落した。NY休場の1日に発表された中国の8月製造業PMIの下振れ、独、ユーロ圏8月製造業PMIの下方修正が材料視され、また、米国内では夏季ドライブシーズンが峠を越える一方、石油精製施設の定期補修が始まる時期となることで、需要の先行き後退懸念が売り圧力になった。

さらに、この日発表された米国の8月ISM製造業景況指数、7月建設支出が、ともに上振れし、大きく上昇したことで、連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が強まり、ドル高となる一方、NYダウが下げたことも売りにつながった。《KO》

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