NY原油:反落で93.65ドル、米国内の需要後退懸念の見方

2014年8月23日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY原油:反落で93.65ドル、米国内の需要後退懸念の見方

NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:93.65 ↓0.31)。93.84ドルを高値に、一時92.92ドルまで下落した。米ワイオミング州ジャクソンホールにおけるイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演のさなかに、NYダウが一時上昇した場面があり、原油先物も連れ高になったとみられる。

その後、売りが優勢になったが、米国内の石油精製施設が9月頃から定期補修の時期に入ることから、需要の先行き後退懸念が材料になったとの見方。ただ、一方で、22日にロシアの人道支援団がウクライナ国境を許可なく突破したことにより、ウクライナとロシアの間に緊張感が残っており、供給懸念が引けにかけての反発につながった可能性がある。《KO》

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