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東芝、次世代がん診断システム開発の産学官連携プロジェクトに参画
東芝は22日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から、「体液中マイクロRNA測定技術基盤開発」の委託先に採択されたと発表した。
同プロジェクトは、がんや認知症などの早期診断に有力な診断マーカーとされるマイクロRNA(miRNA)を利用した診断技術を確立し、患者への負担が小さく、一度に様々ながんや認知症を診断できる診断機器・検査システムの開発を目指すもの。
同社は、同プロジェクトで「臨床現場での使用に向けた検査システムの開発」を担当し、血清中のmiRNAを簡便・迅速に検査するための技術開発を行う。開発に際しては、DNAチップとしては初めて保険適用されたヒトパピローマウイルスタイピング用DNAチップで培ってきた電流検出型DNA検査技術に関する経験を生かすという。
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