NY原油:反落で96.41ドル、ロシア産原油の供給先行き不安の後退で売り優勢

2014年8月19日 07:01

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY原油:反落で96.41ドル、ロシア産原油の供給先行き不安の後退で売り優勢

NY原油は反落(NYMEX原油9月限終値:96.41 ↓0.94)。96.64ドルから一時95.81ドルまで下落した。ロシアとウクライナ、独、仏の4カ国外相会談が17日にもたれ、ウクライナ問題の緊迫化がいったん避けられる状況となり、ロシア産原油の供給に対する先行き不安が後退し、売りが優勢になった。米国債利回り上昇によるドル高傾向も相場の重石になった。

また、イラクでは挙国一致体制への動きが加速し始める一方、イスラム過激派組織の拡張が押さえ込まれつつあること。さらに、リビアでは産油量(日量)の拡大が報告されており、供給懸念となる材料に改善がみられたことも売りにつながった。《KO》

関連記事