NY金:続落で1299.30ドル、ウクライナ懸念後退で売り優勢

2014年8月19日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:05JST NY金:続落で1299.30ドル、ウクライナ懸念後退で売り優勢

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1299.30 ↓6.90)。寄り付近の1302.50ドルを高値に、1296.50ドルまで下落した。ロシアとウクライナ、独、仏の4カ国外相会談が17日にもたれ、ウクライナ問題の緊迫化がいったん避けられる状況に、安全資産としての買い需要が後退し、株高、(米国債利回り上昇で)ドル高となったことで、金の売りが優勢になった。

その後、1300ドル絡みまで買い戻しもみられたが、この日発表の米8月NAHB住宅市場指数が上振れだったことが再認識され、20日(水)公表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がタカ派的な内容になるのではないかとの警戒感もあり、1300ドル以上では上げ渋る状態になった。《KO》

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