JR東日本:「Suicaポイントクラブ」に大量アクセス、756件の会員情報に不正閲覧の可能性

【8月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

JR東日本JR東日本(東1・名1:9020)は18日、同社が提供しているサービス「Suicaポイントクラブ」のホームページ(以下「HP」)に対して、約29万6000件におよぶアクセスがあり、756アカウントの会員情報が不正に閲覧された可能性があると発表した。現在、一部サービスおよび当該アカウントの利用を停止しているという。

同社では、8月15日(金)1時29分より、Suica ポイントクラブのHPに対して約29万6000 件のアクセスがあったことを確認。同日5時35分より同HPにおけるサービスを停止し、調査を実施していた。その結果、このアクセスによって756アカウントが不正にログインされ、会員情報が閲覧可能性があることが判明したため、当該顧客のアカウントを利用停止にした。なお、現在のところ、登録情報の改ざんやなりすましによるポイントの不正利用は確認されていない。

今後の対応として、同社ではシステムの監視を強化するとともに、 利用を停止しているユーザーについては、個別に連絡をしてパスワードの変更を求める予定。 また、上記以外のユーザーについては、当面の間、平日10 時〜18時以外の時間帯に、一部サービスの利用を停止する。(岡野学)【了】

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