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「デジタルコミュニケーションツール」に対する知識や興味は14〜15歳がピーク?
あるAnonymous Coward 曰く、 「デジタルコミュニケーションツール」に対する知識や興味が最も大きいのは思春期の頃であり、その後それらに関する知識や興味は下降の一途を辿る、という調査結果が発表された(WIRED.co.uk)。
この結果は、Ofcomによる、11回目のCommunications Market Reportで明らかにされたもの。消費者とコミュニケーションツールとの関係は年齢によって変遷し、14〜15歳が最も知識も自信もあり、その後は年齢とともに知識も自信も下がるのみということが分かったという。
技術が発達し浸透していくスピードに追いつけず自信を失っていくということもあるだろうが、一方で年齢を重ねるとともに台頭する新しいサービスにさほど興味もなく熱中もしなくなるという「取捨選択」が作用していることもあるのかもしれないそうだ。ちなみに1960年代生まれ(現在の60歳代)のコミュニケーションテクノロジーに関する理解は6歳と同程度しかなかったという。
また、この調査では年齢層によって使用するコミュニケーションツールやプラットフォームに違いがあることも改めて浮き彫りにしている。若い世代ではSMSといった携帯電話のメッセージツールやインスタントメッセンジャー、そしてソーシャルネットワークを使ったコミュニケーションが好まれるが、世代が上がるにつれてEメールや電話の使用頻度が上がるとのことだ。
なお、メディアやコミュニケーションツールに費やす時間は大人は1日あたり延べ11時間とのこと。一方14〜24歳に関してはトータルでは14時間費やすとのことだが、複数のツールを同時に利用するため実時間では9時間8分に収まっているそうだ。
読者諸兄のピークはいつだっただろうか?
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