グーグル、HTTPSの有無を検索ランキングの評価対象に

2014年8月10日 18:33

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米グーグルは、Webサイトに暗号化された接続の「HTTPS」を導入しているか否かを検索ランキングの評価に加えることを明らかにした。

米グーグルは、Webサイトに暗号化された接続の「HTTPS」を導入しているか否かを検索ランキングの評価に加えることを明らかにした。[写真拡大]

 米グーグル(Google)は6日、Webサイトに暗号化された接続の「HTTPS」(HTTP over TLS / Transport Layer Security)を導入しているか否かを検索ランキングの評価に加えることを明らかにした。

 発表によると、グーグルはここ数カ月にわたってHTTPSをサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施していた。実験ではよい結果が得られているため、ユーザーが安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者にHTTPからHTTPSへの切り替えを推奨したいと考えているという。

 今回のランキングの変更は、グローバルでクエリの1%未満にしか影響しないが、これから長い期間をかけて強化していくという。ただ、「良質なコンテンツである」といったその他のシグナル(評価要素)ほどウェイト(重みづけ)は大きくないという。

 同社は今後数週間内に、簡単にHTTPSを導入して、よくある失敗を避けられるように、詳細なベストプラクティスを公開する予定としている。

 同社はまた、既にHTTPSで配信されているサイト向けのチェックツールとして、Qualys Labツールを紹介している。

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