NY原油:続伸で97.65ドル、ウクライナ緊張緩和による株高などで反発

2014年8月9日 08:04

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記事提供元:フィスコ


*08:04JST NY原油:続伸で97.65ドル、ウクライナ緊張緩和による株高などで反発

NY原油は続伸(NYMEX原油9月限終値:97.65 ↑0.31)。97.89ドルを高値に、一時97.15ドルまで下落したが、その後、買いが盛り返す展開になった。時間外取引では、「オバマ米大統領がイラク限定的空爆を承認」を受けて、一時98.45ドルまで上昇した。

通常取引は、「米軍機がイラクで空爆を開始」との報道を受けて始まったが、ここでは、イスラム教スンニ派過激派組織を弱体化させることは、イラク原油供給の安定化につながるとの見方が広がり、いったん売りが優勢になった。その後は、ウクライナ問題で緊張緩和を探る動きが出始めたとの見方から、米国株価指数が上昇、ユーロ高・ドル安傾向となり、原油も反発した。《KO》

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