NY原油:反落で97.38ドル、需要後退観測で売り先行

2014年8月6日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY原油:反落で97.38ドル、需要後退観測で売り先行

NY原油は反落(NYMEX原油9月限終値:97.38 ↓0.91)。98.17ドルから97.00ドルまで下落した。日本時間6日夜発表予定の米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)について、国内全体の原油在庫の減少幅が縮小すると予想されるほか、製油所稼働率が大幅に低下すると予想されており、需要後退観測が売りにつながったもよう。

また、NYダウが一時200ドル近く下落したことも、原油相場の重石となった。株安が進んだ一因は、ロシアのウクライナへの侵攻の可能性を指摘したシコルスキ・ポーランド外相の発言だったようだが、金相場(時間外取引)が一気に上昇に転じる一方で、原油相場は一時0.50ドル程度の反発にとどまった。《KO》

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