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再生材使用率99%の難燃性再生プラスチックを外販 ソニー

ソニーは、再生材使用率99%と言う高い割合で、しかも耐久性や耐熱性に優れた難燃性再生プラスチック「SORPLAS」を10月上旬から外販する。[写真拡大]
ソニーは4日、再生材使用率99%と言う高い割合で、しかも耐久性や耐熱性に優れた難燃性再生プラスチック「SORPLAS」(Sustainable Oriented Recycled Plastic:ソープラス)を10月上旬から外販すると発表した。外販される再生プラスチックは、「高流動性タイプのSPL-EC30」「高衝撃性タイプのSPL-EC50」「薄肉難燃タイプのSPL-R20T」の3種。価格は従来の難燃性ポリカーボネイトと同程度とされている。国内外の家電製造事業者に向け、幅広く提供することで、資源の再利用を促進し、社会における環境負荷低減に貢献できるとされている。
今回外販される「ソープラス」は、高流動性タイプのものはTV用筐体や部品などに、高衝撃性タイプはカメラ用筐体、部品などに、薄肉難燃タイプはパソコン用筐体、部品などに使われる。
同社は2011年に「ソープラス」を実用化し、同社の液晶テレビ「ブラビア」をはじめとしたさまざま自社製品に採用してきた。
従来、製造事業所などで排出される廃ポリカーボネイト樹脂は、家電製品に求められる難燃性や強度を満たすため、新しいポリカーボネイト樹脂や難燃剤を多量に添加して再利用していた。一般的には、従来の難燃性再生ポリカーボネイト樹脂には、約55%の新しいポリカーボネイト樹脂と約15%の難燃剤が添加されている。
「ソープラス」は同社独自の硫黄系難燃剤を使用することにより、総重量比1%未満という極微量の添加量で、従来の難燃剤と同等の難燃効果を得られるという。そのため、高い再生材使用率と、従来の難燃性ポリカーボネイトを上回る耐久性や耐熱性を可能にした。
「ソープラス」は、リサイクルを繰り返しても、また、厳しい環境下で使用しても特性を維持することができるという。さらに、新しいポリカーボネイト樹脂や難燃剤の添加量が少なくて済むため、資源節約やCO2排出抑制に寄与できるとされている。(記事:南条 誠・記事一覧を見る)
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