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ベネ・ワン Research Memo(7):ユーザー目線でのサービス差別化・拡充で利用率の向上を目指す
*18:26JST ベネ・ワン Research Memo(7):ユーザー目線でのサービス差別化・拡充で利用率の向上を目指す
■2015年3月期の業績予想
(3)サービスの差別化・拡充
ベネフィット・ワン<2412>は会員数の増大とともに、サービス利用率(※1)及びユニークユーザー率(※2)(同社の会員のうち、重複利用を除いた利用率)向上による顧客満足度の向上を課題に掲げる。サービス利用率は、前期比60ポイント上昇の486%を目指す。そして、サービス利用率の向上のカギとなるのはユニークユーザー率の向上である。ユニークユーザー率は2014年3月期で26%程度であり、つまり会員になっても4人に3人は利用していないということになる。そこで、2015年3月期は、ユニークユーザー率を33%にまで高める目標を掲げている。
同社では、サービス利用者の増加及び利用頻度の向上を目指し、2014年3月期から行っている日常利用メニューの強化、オリジナルメニューの拡充、サービスの格付け推進などの施策をさらに推し進める方針だ。
○日常利用メニューの強化
日常利用メニューの強化では、日常生活において利用頻度の高いサービスの購入割引を始めている。具体的には、ガソリンや軽油1リットル当たり最低1円の割引や、エステサロンの割引などが新メニューに入った。
これらのほか、サービスを購入すると会員に付与される「ベネポ」ポイントと「楽天スーパーポイント」「リクルートポイント」「WAONポイント」「ドコモポイント」などとのポイント交換ができるようになった。今後も利便性の高いポイント交換を投入していく予定だ。
○オリジナルメニューの強化
すでに企業対抗をキーワードにした福利厚生イベントや会員限定の演劇の貸切公演、無料のeラーニング講座などのオリジナルメニューを加えており、会員の利用率向上に寄与している。
○サービスの格付け推進
サービス格付けは、同社の会員からのアンケートやインターネット上の口コミを独自に収集・解析して、サービス商品ごとにランキングを付けるものである。一般のランキングは客観性に欠けるものもあるという指摘があるが、同社は広告収入に依らずユーザーからの課金で売上の多くが成り立っているため、サービスを提供する企業側の目線ではなく、ユーザー目線に立った評価が可能となっている。
すでに宿泊施設のランキングをスタートさせたほか、今後は医療や美容などのランキングも提供していく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤 邦光)《FA》
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