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米音楽団体、CDリッピング機能を持つ車を販売したとしてFordとGMなどを起訴
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 米音楽団体「American Association for Respiratory Care(AARC)」は、フォードとゼネラルモーターズの2社に対し、CDのリッピング機能を備えたカーオーディオを搭載していたとして訴訟を起こした。自動車会社とともに機器を提供していたデンソーやクラリオンに対しても訴訟を起こしている(COMPUTERWORLD、The Register、訴状PDF、Slashdot)。
問題とされている機器は、内蔵HDDへのCDリッピング機能を備えるもの。訴訟の根拠としているのは、1992年に制定された「Audio Home Recording Act(オーディオ家庭録音法、AHRA)」。この法律は、音楽の複製機能を持つハードウェアに対しSCMS(Serial Copy Management System)などの著作権保護機構の搭載や、補償金の支払いを求めるもの。問題とされているカーオーディオは著作権保護機構が搭載されておらず、さらに補償金の支払いも行っていないとAARC側は主張している。
AARCは上記4社に対し、オーディオ家庭録音法に対応するまでのデバイスの販売差し止めと、機器が販売されていた3年間分の未払い補償金および損害賠償として販売されたデバイスごとに2500ドルを求めているという。
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