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NY金:横ばいで1303.30ドル、地政学的リスクで買いも株反発で失速
記事提供元:フィスコ
*07:03JST NY金:横ばいで1303.30ドル、地政学的リスクで買いも株反発で失速
NY金は横ばい(COMEX金8月限終値:1303.30 →0.00)。1301.80ドルから1305.80ドルまで上昇した後、前日終値(1303.30ドル)前後での取引となった。ウクライナや中東情勢の悪化を受けた安全志向の買いが先行したが、その後、NYダウが上昇に転じたことで、売りも徐々に優勢になった。
ウクライナ情勢については、米国が27日、ロシア領内からウクライナ軍に向けた砲撃を示す証拠だとする衛星写真を公開。一方、ロシアのラブロフ外相は28日、撃墜現場の調査について国連主導が望ましく、安保理での新たな決議採択が必要と主張。欧米・ロシアの対立が激化している。中東では、イスラエルとハマスが、米国などの停戦仲介も受け入れず、戦闘を再開した。次の中心限月となる12月限は、高値が1307.90ドル、安値が1304.00ドルで、引けは1305.80ドルであった(前日比0.50ドル高)。《KO》
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