夏休みの工作に自作PCはいかが

2014年7月26日 18:00

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記事提供元:スラド

Ctrl+Shift+S 曰く、 パソコンパーツの代理店であるCFD販売株式会社が、7月下旬に自作PCパーツ6点セット「らくらく組立キット2」を発売するそうだ(PC Watchの記事)。

 パーツ一式がセットになったものはベアボーンとして知られるが、まずはこの「らくらく組立キット2」のパッケージをご覧いただきたい。こういう「カブトムシの飼育セット」の横に置いてあっても違和感のないパッケージは珍しいのではないだろうか。時期的にも夏休みの工作を意識しているのかもしれない。

 「2」と銘打つのだから第一弾もあったのかと思ったら、2007年に「AMDらくらくキット」として発売されていたようだ。

 さて、この「らくらく組立キット2」、パーツのチョイスとしてもまさにお手本的な構成で、メモリにしろストレージにしろ、不満が出てくればノウハウが身についた頃にアップデートできる余地も残されており初心者向けキットとしての匙加減が興味深い。Twitterでは「箱がケースになればさらに良かった」という声もあり、ダンボールでケースを作ったことのあるタレコミ子としてはなるほどなと思った。

 パソコンの一般用途においては最早必要に迫られて組むという時代ではないが、パソコンの構成の基礎知識が自然と身についたり、トラブル時に原因の見当がつくようになるという実益もある。こういう新規開拓の挑戦には良い反響を期待したい。

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