NY原油:反発で102.09ドル、ロシア産原油の供給不安などが下支え

2014年7月26日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反発で102.09ドル、ロシア産原油の供給不安などが下支え

NY原油は反発(NYMEX原油9月限終値:102.09 ↑0.02)。一時101.00ドルまで下落後、102.53ドルまで上昇した。米国の企業決算への失望などを受けた株安に、当初は売りが先行したとみられる。その後、欧州連合(EU)の対ロシア追加制裁に、原油産業に関する技術が含まれる見通しとなったことで(天然ガス技術は除外する意向)、買いが急速に強まった。

それ以降も、ウクライナ情勢をめぐる米国とロシアの非難の応酬を受けて、地政学的リスクの高まりが警戒される状況に、株安の継続が下押し圧力となる一方、ロシア産原油の供給不安などが下支えとなり、前日終値(102.07ドル)をまたいだもみ合いが続いた。《KO》

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