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納豆ご飯専用の納豆『鈴丸』が200万食突破! そのヒットの秘密とは・・・
「日本一高級な納豆専門店」である二代目福治郎を経営する有限会社ふく屋は、納豆ご飯専用の納豆『鈴丸』が200万食突破したことを発表しました。
『鈴丸』について同社社長は、こう述べています。
“私の「おいしい納豆の定義」それは、豆の味がしっかりしていること、程よい噛みごたえとやわらかさ、そして、ごはんによく合うということです。それを全て満たしてくれる大豆が北海道で育まれた鈴丸大豆でした。その鈴丸大豆から名前をとり、素材・製法・パッケージの全てにこだわりきって納豆ごはん用納豆の『鈴丸』を開発いたしました。”
さぁ、『鈴丸』とは一体どのような納豆なのでしょうか。
●北海道十勝平野産の大豆を使用
『鈴丸』に使用される素材は、北海道十勝平野産の鈴丸大豆。納豆用に開発された小粒大豆で、通常の大豆に比べビタミンKや納豆キナーゼが豊富とのこと。十勝平野の大地で育まれた『鈴丸』は、北海道ならではの大きな寒暖の差が豆自体に甘味をもたらしているということです。
●手間も時間もかける製法にこだわりアリ!
『鈴丸』は、製法にも非常にこだわっているといいます。その過程はというと、まず原料大豆を目視で選別。その後、洗浄用の薬品などを一切使わずに、手洗いで大豆を洗い、奥羽山脈の雪解け水からなる雄物川水域の水に約一晩浸すとのこと。
また『鈴丸』は、時間をかけなければ柔らかくなりにくい手間のかかる品種であるため、回転式圧力蒸気釜を使用。後に経木へ充填し、発酵状態のとても良い納豆に仕上げるといいます。通気性がとてもいいので納豆の嫌な匂いが容器内にこもららないのだとか。
時間としては、15時間から24時間かけて調整しながら納豆を発酵。また、通常の3倍かけた72時間熟成により、豆の芯まで柔らかくなり、納豆菌の白い膜がかかることで旨みが倍増しているといいます。
●納豆一筋55年・納豆職人の技
これらすべての工程を、納豆一筋55年の納豆職人が担当。この納豆職人が作る納豆は、2008年と2011年に、年に一度行われる全国納豆鑑評会において、どちらも優秀賞を受賞しているそうです。
そんな『鈴丸』、価格は1パック2個入りで250円(税抜)。気が遠くなるような製造方法と、熟練の職人技。ぜひ舌で味わってみたいものですね。(記事:谷津沙夏・記事一覧を見る)
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