NY金:続落で1290.80ドル、中国や米国の指標改善を受けて売り優勢

2014年7月25日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:続落で1290.80ドル、中国や米国の指標改善を受けて売り優勢

NY金は続落(COMEX金8月限終値:1290.80 ↓13.90)。1300.80ドルから1287.50ドルまで下落した。この日発表された中国の7月HSBC製造業PMI速報値が上振れで改善したことを受けて、世界経済の回復期待から安全志向の金買い需要が後退し、売りが優勢になるなかで通常取引が始まった。

まもなく発表された米国の先週分新規失業保険申請件数が大幅に減少したことを受けて、連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期が早まるとの思惑も強まり、売りの勢いが加速。その後、NYダウが反発したことも売りにつながった。次の中心限月となる12月限は、高値が1302.40ドル、安値が1289.40ドルで、引けは1292.70ドルであった(前日比13.80ドル安)。《KO》

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