韓国版『のだめ・カンタービレ』シム・ウンギョンに再び出演を依頼

2014年7月19日 22:32

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韓国版『のだめ・カンタービレ』が連日話題を呼んでいる。

韓国版『のだめ・カンタービレ』が連日話題を呼んでいる。[写真拡大]

 韓国版『のだめ・カンタービレ』が連日話題を呼んでいる。

 最近まで有力な出演候補だった少女時代ユナへの出演交渉が失敗に終わり、ヒロインのキャスティング件は白紙に戻った状態だ。ネット上での関心の高さを負担に感じたのだろうか?

 今月14日午後にユナの所属事務所SMエンターテインメントは「ユナが『カンタービレ・ロマンス』への出演を辞退した。様々な作品への出演を検討したうえで下した決定」と明らかにした。

 ユナの出演に関する報道がなされた当時、一部のネットユーザーたちが、日本版のヒロインを演じた上野樹理とユナを比較してユナの出演に懸念を示した。結局ユナは今年下半期にクランクインが予定されている中韓合作のロマンチック・コメディー映画『ツァイチェン、アニ』(原題)への出演が確定となった。

 一方、ユナの出演辞退によってシム・ウンギョンに再び白羽の矢が当たった。今月14日午前、各メディアは「シム・ウンギョン出演確定」「出演依頼があった」などと報道、高い関心を示している。

 15日、シム・ウンギョンの所属事務所BHエンターテインメントは某メディアとの電話で「確定ではない」としながらも、「出演を予定していた映画『君を待ちながら』(原題)の撮影開始が年末まで延びたため、『のだめカンタービレ』の制作会社が出演を依頼してきた。現在ミーティングを控えている」と伝えた。

 映画『サニー』や『怪しい彼女』などでの印象的な演技がネット上で話題となり演技力を認められたシム・ウンギョンは、2014年の第50回百想(ペクサン)芸術大賞の映画部門で最優秀女優演技賞を受賞している。シム・ウンギョンは1994年生まれ、2004年より10才からドラマや映画などの各ジャンルで精力的に活動中だ。

 シム・ウンギョンと並んでチョン・ウヒ、ハ・ヨンス、イ・ハナ、キム・スルギ、キム・ゴウンなどが、ヒロイン役として候補に挙がっていたが、チョン・ウヒとイ・ハナは「関心と推薦に感謝する」と答えている。チョン・ウヒは映画『ハン・ゴンジュ』に出演したばかりで、イ・ハナはtvNのドラマ『高校世渡り王』に現在出演中だ。ハ・ヨンスは「依頼があっても出演しない」という反応を見せている。

 『カンタービレ・ロマンス』の原作『のだめカンタービレ』は、日本人漫画家の二ノ宮知子がクラシック音楽をテーマに2001年から雑誌に連載した漫画で、2006年にはフジテレビでドラマ化され爆発的な人気を得て映画にもなった。世界的な指揮者の男性主人公、千秋真一役にはジュウォンが、また師匠のフランツ・シュートレーゼマン役にはペク・ユンシクがキャスティングされている。最近では女性アイドルグループTINY-Gのドヒがコントラバス管弦楽科の音大生役を演じることが決まった。今年10月より放送スタートの予定。(翻訳:中島礼子)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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