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鴻池運輸 Research Memo(1):中長期計画の目標達成に向けた取り組みに注目
*18:12JST 鴻池運輸 Research Memo(1):中長期計画の目標達成に向けた取り組みに注目
鴻池運輸<9025>は2013年3月に上場した企業だが、創業は1880年と古い。社名に運輸がついているが、主たる業務は単なる運輸事業ではなく得意先の工場内・構内で各種の業務を請負う「複合ソリューション事業」である。主要顧客とは50年以上の取引が続いており、顧客からの信頼は厚く、これが特色、強みともなっている。
2014年3月期決算は、売上高231,504百万円(前期比1.6%増)、営業利益7,938百万円(同3.3%増)、経常利益8,009百万円(同6.2%増)、当期純利益4,369百万円(同9.8%増)となった。鉄鋼関連はやや不振であったが、食品関連、メディカル業務、海外関連などの伸びにより増収・増益となった。
2015年3月期通期の業績は売上高243,725百万円(前期比5.3%増)、営業利益9,600百万円(同20.9%増)、経常利益9,458百万円(同18.1%増)、当期純利益5,459百万円(同24.9%増)と予想されている。売上高の回復に加えて、全社を挙げて収益性改善に取り組んでいる結果として利益率の大幅改善を見込んでいる。この点は注目に値する。
中長期計画の第1ステップとして2018年3月期に売上高300,000百万円、営業利益15,000百万円を目標に掲げている。この達成は外部環境によって大きく左右されるが、その取り組み姿勢は評価できる。今後の動向に注目したい。
■Check Point
・15年3月期は「収益性重視」の方針で大幅増益の見通し
・メディカル業務、アパレル業務、空港業務、定温関連が次世代の中核
・16年3月期には配当性向を30.0%まで引き上げ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《FA》
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