ナガイレーベン Research Memo(3):製販一貫体制を強みに業界トップの地位を維持

2014年7月18日 17:13

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記事提供元:フィスコ


*17:13JST ナガイレーベン Research Memo(3):製販一貫体制を強みに業界トップの地位を維持
■会社概要

(2)特色と強み

ナガイレーベン<7447>は医療白衣の専業メーカーだが、その強みの1つは企画から原材料の調達、製造、販売まで一貫して行う体制が整っていることである。これによってユーザーのニーズを的確につかむことができ、同時に最適な素材を確保して安価に製造し、適正マージンを乗せて販売することが可能になっている。

また、多くの提携工場を持つことから、数千種類に及ぶ製品アイテムの在庫を常に揃えるほか、オーダーメードも行うなど、幅広いユーザーニーズに対応できる効率的で迅速な生産体制が整っている。販売面においては、全国に1,000社近くの代理店網を有しており、販売力が強固でありながら、同社自身は販売経費を可能な限り押さえている。

その結果、医療白衣の国内シェアは60%超となっており、リーディングカンパニーとしての確固たる地位を維持している。また、売上総利益率は46.8%(2014年8月期第3四半期実績)と高水準を確保。高い利益率と高い市場シェアを両立できているということは、多くの顧客が同社の製品・サービスに満足していることであり、これこそが最大の強みと言える。

医療白衣というニッチ市場に経営資源を集約させていることで、企画から生産、販売まで一貫した効率的な経営が可能となっている。また、ニッチ市場ではあるが、患者ウェアや手術ウェアなど、相対的に同社のシェアが低い市場においては開拓の余地がある。同社では、「当分はこの医療白衣で事業を伸ばすことは可能であり、今後積極的に周辺市場の開拓を行う」としている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《NT》

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