ナガイレーベン Research Memo(6):第3四半期までの高進捗を受け今期業績は上振れの公算も

2014年7月18日 17:15

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記事提供元:フィスコ


*17:15JST ナガイレーベン Research Memo(6):第3四半期までの高進捗を受け今期業績は上振れの公算も
■業績動向

(3)2014年8月期の業績予想

ナガイレーベン<7447>の2014年8月期の通期業績は、売上高が前期比2.4%増の16,000百万円、営業利益が同0.1%増の4,880百万円、経常利益が同9.1%減の4,923百万円、当期純利益が同2.8%減の3,030百万円を見込んでおり、期初予想を据え置いている。第3四半期までの実績が好調だったことを考慮すれば、かなり控えめな予想と言えるだろう。第4四半期の出足も好調なようで、通期業績は上振れの可能性が高いとみられる。

主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアなどの増収と患者ウェアや手術ウェアの順調な拡大が増収につながる見込み。また、中部日本以西でのシェアアップにも引き続き注力し、4期連続の過去最高売上高・営業利益を達成する計画となっている。

一方、経常利益の減少は、前期に営業外収益で計上した為替差益がはく落するとの前提によるもの。期末の為替レートが前期末よりも円安水準にあれば、減益幅は想定より小さくなる可能性がある。また、前期に計上した特別損失(固定資産の減損損失332百万円)がなくなることから、当期純利益は小幅な減少にとどまる見込み。なお、新本社への移転に伴い、旧本社ビルの売却益115百万円が発生しているが、これは上記予想には含まれていない。

以上のような状況から、本業のもうけを示す営業利益については、第4四半期の業績が計画どおりに推移した場合でも通期予想を上回る可能性が高い。期末の為替レートに左右される部分はあるが、実質的には堅調な内容となりそうだ。当期純利益については、上記のように旧本社売却益が既に確定しているため、経常利益が大きく予想を下回らない限りは現在の予想から上振れる可能性が高いだろう。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《NT》

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