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台湾TSMC、Appleのモバイル製品向けプロセッサの出荷を開始
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 台湾TSMCがApple製品向けマイクロプロセッサの出荷を開始した模様(BusinessInsider、CNET Japan、Slashdot)。2007年以降、Appleのマイクロプロセッサを独占供給してきたのはSamsungだったが、いっぽうでAppleとSamsungは世界各国で特許侵害を巡る裁判を展開している。そのため、Samsungへの依存関係はAppleにとって厄介なものになっていた。
今回、TSMCによるマイクロプロセッサの製品出荷が可能になったことで、AppleによるSamsungへの依存は薄れることになる。そしてこれは、Appleが価格交渉でも優位に立つことを示している。
Samsungはマイクロプロセッサ以外にも長年にわたってiPhoneやiPad用のディスプレイとメモリチップを供給している。しかし、Appleは特許紛争後、サムスンに対する依存率を減らすため、アジアの他のメーカーとの契約を進めている。AppleとTSMCは今後、16ナノメートル製造プロセスで製造されるプロセッサの可能性をテストする予定だ。
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